今年も各ブランドから続々登場中の2018年新製品。
昨年はDODの怒涛の勢いの中、ポリコットン人気が続き、キャプテンスタッグのカマドグリルの様に意外な切り口からHIT製品が登場した1年であった。
一体今年はどんな商品がキャンプ場を賑わす事になるのか?
我々キャンプレンジャーが冷静な分析と個人的な主観で解説するぞ!
目次
Contents
2018年新製品はかなりショボい!?
2017年のラインナップおさらい
まず初めに断っておくと、今年のコールマン新製品は絶妙にショボい。
去年はさぁ、ほら、なんだかんだ言って結構良い商品が多かったのよ。
Coleman(コールマン) タフスクリーン2ルームハウス 2000031571
タフシリーズの上位モデル、タフスクリーン2ルームハウスとか、
他にもエクスカーションティピーとかバッテリーロックランタン、挙げだすとキリがないけど、なかなかの粒ぞろいだった。
2018年モデル一例
一方、2018年の新製品は後述するダークルームシリーズが筆頭にはなっているものの、
マイナーチェンジされた様なものが多く、いまいちパンチ力にかけている状態なのだ。
ランタンは一種類しかないし、シュラフやマットに至っては、殆どがマイナーチェンジ。
アウトドアワゴンのオプションパーツは、既に本体を持っている人には嬉しいが、今更感もある。
ダークルームシリーズはイチオシ!
タフスクリーン2ルームハウス”プラス”
でも、がっかりしないで!!
そんな残念な2018年新製品のラインナップだが、それを忘れるぐらい飛び抜けてスゴイのがこの「ダークルームシリーズ」なのだ。
上の写真だとパッと見タフスクリーン、もしくはラウンドスクリーンの色違い?と思ってしまうが
これは、そんな色違いなんて言うレベルではない。
もちろん基本的な仕様は現在発売中のタフスクリーン2ルームハウスを継承しているのだが、それに加えて
ダークルームの名前の通り、昼間でもテント内が真っ暗になるのだ。
つまり、朝日がテント内に差し込んだ時の眩しさが無くなり、子供がテント泊でも熟睡出来る様になる確立がUPし、さらに、光の透過を防いでテント内の気温上昇を防ぐため、簡単に言えば従来のテントよりちょっと涼しくなると言うオマケ付きなのだ!
おじさんの知る限り、いま日本で販売されているテントの中で、似た様な生地を使っているのはケシュアのテントだけのはずだけど、
でも、ケシュアなんて知名度で言えば、コールマンに比べるとまだまだ全然だよね。
つまり、今回のコールマンのダークルームシリーズが成功すれば、他のメーカーからも似た様な仕様ののものが出てくる可能性が高く、
日本のテント市場に、「ダークルーム」と言う新たなジャンルが一つ確立する可能性があるのだ。
ということで、多少の懸念は残るが、ダークルームシリーズはわりとマジでオススメだ!
コールマンでダークルームシリーズをチェック |
それ以外で抑えておくべき商品はこれ
虫が寄らない!?特殊な新素材を使ったサンシェード
ダークルームシリーズ程のインパクトは無いけど、こちらのシリーズにも要注目。
従来のサンシェードには無い、「Olytec®メッシュ」と言うのを採用しており、これは何と、虫を通さない効果があるとのこと。
既に飽和気味で価格競争が激化しているアウトドア用サンシェードだが、ここに来て業界の王者が挑戦的な取り組み。
どのぐらい効果があるのか?は実際に今シーズンで検証していかないと未知数だが、今までこういう発想がなかっただけに、少なからず期待をしちゃうよ!
やっと出た!厚み5cmの快適マット。
今までのコールマンのインフレータブルマットって、どうしてかなのか、ちょっとクセのあったイメージだけど(形が特殊だったり厚みが中途半端に薄かったり)
ようやくオーソドックスな奴が来たよ。
王道、むしろ快眠の基準値とも言える厚さ5cmの仕様になっていて、価格もコールマンブランドである事を考えれば、結構こなれている。
丁度インフレータブルマットを探していた人は、選択肢に入れても良いのではなかろうか?
Wサイズもあるよ!
まとめ
・でも、ちゃんと良い商品もあるよ。
・ダークルーム・IGシリーズは挑戦的で楽しみ