(とあるキャンプ場にて)
(ドカボコバコバキ)
※クレイジーピンク
目次
Contents
D.O.Dとは?
正式名称はDOPPELGANGER OUTDOOR(ドッペルギャンガーアウトドア)。
元々は同名の「DOPPELGANGER」と言うネームで自転車用品を展開していたビーズ株式会社が運営する「外遊びブランド」。
キャンプ市場の中では比較的低価格ラインの位置づけで、奇抜なアイデアから生まれる商品は若年層を中心に、ユーザーの心をしっかりと掴んでいる。
公式SNSの盛り上がりも他のメーカーに類を見ない程で、間違いなく今最も勢いがあるブランドと言えるだろう。
数々登場する新製品と人気
そして、その勢いはとどまる事を知らず、次々とリリースされる新製品の数々。
人気絶頂のドッペルギャンガーが、フォロワー1万を超えるSNSでちょっと新商品の情報発信を行えば
いいねが軽く1,166件つく。
まさに、キャンプ業界の渡辺直美状態。
更に、コメントやネット上での品薄状況から推測するに、おそらく殆どの新製品が相当数売れているため、完全なお祭りフィーバータイムに入っている事が予想できるぞ!
じゃあ、実際はどうなのか?
カマボコテント2
まずはこれを無くしてD.O.Dは語れない。「カマボコテント2」
クロスフレームが主流になりつつあった近年の2ルームテント界に、洋物テントで徐々に人気の出つつあった「トンネル型」を投入。
昨年大ブレイクした「カマボコテント」の正当進化モデルだぞ!
言っておくが、奥行き420mmの前室はマジで広い。
写真では10人入っているが、これは全然盛ってない。本当に余裕で入るサイズ感だ。
サイド4面はメッシュや開放ができる様になっているので、まさにタープ不要のテント。
更に、テント自体のスペックも高く、ジュラルミン使用のポールに加えて
カマボコテント2からは生地が150Dに変更になっている。
昨年発売されたコールマンのトンネル型テント、「トンネル2ルームハウス」が75D生地のスチールポールで6万円だった事を考えると、それだけでカマボコの人気の高さが伺えるぞ。
所感
カベテント
次はこれ、カベテント。
名前の通り、フィールドで「壁」として使えるテントで、主な用途としては風除け、プライバシー保護、そして簡単な荷物を収納できる様になっている。
おそらくテンマクデザインの「陣幕」を参考に作られており、素材はどちらもポリコットン。
火の粉に強く、焚火の側でも使える特徴を持っていて、一見するとオールラウンダーな用途を感じるのだが、一つ言いたい。
所感
スマートタープ
さて、どんどん行こう。「スマートタープ」。
先に結論を言うと、このタープはかなり良いと思われる。
実物を見ればわかるのだが、実際この表面がホワイトで裏面が黒と言う配色、かなりイイ。カッコいいのだ。
そして、その見た目に裏付けされた機能性の高さにも注目で、遮光性能はケシュアの人気商品、「FRESHタープ」に近い考え方だ。
表の白が日差しをカットし、裏面の黒が照り返しをカットする仕組みになっている。
極め付けのガイドリボンも面白い発想で、リボンに従ってペグを打っていけば綺麗に設営が出来ると言う仕組み。
ガイドリボン自体がダサい、と言う事で賛否両論はあるかもしれないが、綺麗に張れてこそ映えるヘキサ型、そして配色なので、これには賛成だ。
所感
ステルスX
最後はこれ。ステルスXと言う名の「ゴミ箱」だ。
出典:Nordisk
おしゃれキャンプ、そしてインスタ等の写真映えを意識する最近の風潮では、見た目の悪いゴミ袋はとにかく隠したくなるもの。
実際にこのゴミ箱を求める需要は少なく無い。
クロス型のフレームに生地が付いた、こういうタイプのゴミ箱は他のメーカーにもあったりするのだが、このD.O.DのステルスXはもう一歩踏み込んでいる。
そう、天板が付いていて上に物が置けるのだ。
でもそれだと、ゴミを捨てるたんびに毎回上の物を動かすの?と思うかもしれないが、そんなナンセンスな事にならない様に、ちゃんと天板と生地の隙間からゴミを捨てられる様になっている。
未だかつて、ここまで考えられたゴミ箱があっただろうか?
概ね完璧な設計だと思う。
所感
まとめ
・ほんとはもっと書くつもりだったけど、想像以上に疲れたのでおしまい。
・また次回やるかもしれない