DOD(ディーオーディー)から発売されている「いつかのタープ」。公式サイト曰く、”いつかオープンタープを張って快適なキャンプがしたい、そんな思いを実現させる”と言う想いで付けられた商品名の様だ。
狙い通り、キャンプを始めたばかりの入門用タープとして指示を受けている様で、売れ行きは好調みたいだけど、「本当にコスパが良いの?」と言うところに今回は切り込んでいきたい。
※ブラックの詳細について知らない方は下記の記事をどうぞ
人気の勢いに呑まれるな!?最近のD.O.D新製品を冷静に見極めよう!の巻
目次
オールインワンが人気の秘訣
さて、これがいつかのタープ。ポリエステル生地のオーソドックスなヘキサゴン(六角形)タープで、お値段は市場売価で大体1万円ほど。
「オールインワン」を売りにしており、本体、ポール、ペグ、ガイロープ、延長用のベルト、収納袋つき。最近のTCタープとかだと、ポールがついていない場合も多いので、初めてのタープとしてはこれ以上無い内容だ。
地味に評価されているポイントとしては、一番左下にある「組み立てのコツが縫い付けられている」と言う点だ。殆どのメーカーが取説として紙で印刷したものをそのまま投げ込んでいるだけな事を考えると、確かに親切設計だと言える。
ただ、コスパが良いかは別問題
しかし、
「ポールが付いててこの値段だったら安いね〜」
とか
「1万円切ってるタープ!?DODは神!!!」
みたいな風潮は、個人的にはいかがなものかなと思っている。
その理由として、ここで我らがバンドック神のヘキサタープを見てみよう。
続いてHilander隊長はどうか。
最後に帝王FIELDOORもみてみよう。
比べるとこんな感じになる
抜群の生地チョイスを満点評価
当社従来品75D(デニール)と比べて、厚みのある150D生地を使用することで、遮光性能を高めています。
そう、公式サイトにあるように、いつかのタープは150Dの生地を採用している。デニールは簡単に言うと糸の太さなんだけど、太いものになればなるほどコストが上がったり重くなってしまうので、上の表にあるように他社製品は大体75Dを採用している。
まとめ
・単純なポール付きオープンタープならもっと安いものもある
・省略したけど、延長ベルトも便利だと思います