(とあるキャンプ場で野営中)
目次
Contents
ほんとにピンキリ!キャンプ用テント
テントの形状によって種類が異なる
まず、一言で「キャンプ用テント」と言ってもその種類は本当に様々だ。
近年のキャンプでは最もオーソドックスな「ドーム型テント」、スクリーンタープと一体になっている利便性で高い人気を集めている「2ルームテント」、設営の簡単さやシルエットの美しさで存在感を放つ「ワンポールテント」等、他にも種類はあるが、大体この辺りのテントが主流となっている。
でも例えば、初めてキャンプを始めようと思っている人が「テントを買おう」と軽い気持ちでAmazonで検索をかけたとしても、絶対に購入までは踏み込めないと思う。
4−5人用の検索結果だけで755件もある上に、価格も形もバラバラで、これで選べと言われても、正直無理がある。
ではどうやって選ぶのか?
そこで、人によって選び方に差が出てくる。
代表的なのはこんな感じだろうか?
⑴無難に売れ筋のテントを見てみる人
例えば、タフワイドドームやアメニティドーム等がこれに該当すると思う。
まず失敗は無いが、初めはどうしても色々な事が不安になるもので、価格よりもスペックや機能を優先しがち。
かかる費用は3万円〜5万円ぐらいまでになると思われる。
⑵SNSや雑誌で話題になっている流行のテントを見てみる人
最近だと間違いなく注目されているのはカマボコテント。
そのあまりの話題性の高さに、「初テントで購入した(したい)」という人が結構な数で居るのではないだろうか?
売れ筋テントと同様で、失敗はしにくいが中にはクセの強いテントもあるので要注意だ。
費用もおそらく3万円〜5万円ぐらいになるのものと思われる。
⑶良くわからないからとりあえず安いテントにしておこう、と言う人
個人的にはこのタイプが好きである。
仮に初心者がキャンプを始めるとなったら、実際に行くのはたぶんその年の間に1〜3泊くらいまで。
アウトドア用品は、基本的に外で使うのを想定してしっかりと作られているので、よっぽどの事がなければテントなんて安いものでも数年使えるので、
まずは買いやすいもので初めてみて、そこから選択肢を広げていけば?と言う考え方だ。
これだとかかる費用は1万円〜3万円ぐらいまでだろうか?
正直、これで良くね?
キャンパーズコレクションは立派なブランド
まず、このテントのブランド名は「キャンパーズコレクション」である。
もしかすると聞いた事が無い人もいるかもしれないが、キャンパーズコレクションは家電や家具で有名な「山善」が運営しているアウトドアブランドで、このブランド自体も20年続いている、なかなかの実力派なので、信用度で言うと安心してOKだ。
どうしてこれが良いの?
で、このテント。良くも悪くも全てにおいて、「平均的」なのである。
サイズ
まず肝心のテントサイズ。
全体の大きさは前室で拡張されているが、インナーだけの大きさは270cm*270cm。
つまり、「アメニティドームのインナーと同じ大きさ」なのだ。
そして、アメニティドームの特徴である、「天井を低くして耐久性UP」と言う名のコストカットもしっかりと継承。
プロモキャノピーテントも天井は低いが、十分実用レベル。
生地・ポール
一方で、生地やポール材質については必要最低限のスペックに落としている。
生地は185Tという事なので、おそらくデニールで言うと68Dぐらい(?)で、
ポールもアルミでは無くグラスファイバーだ。
アメニティドームやタフワイドドームはアルミポールで生地も75Dなので、感覚としては鹿番長の低価格ラインのテントに近いイメージ。
ただ、グラスファイバーポールだからと言って、このぐらいのテントサイズや形状なら折れる事はまず無いぞ。
その他機能
で、このテント、ちゃんと前室が付いている。
前室が無いと雨が降った時の出入りが大変だし、荷物をしまえるスペースとして重宝する。
それに、やっぱりある方がカッコイイ。
それに加えてランタンフックやキャノピーポールがちゃんと2本ついていて、初テントとしては十分すぎる内容だ。
これ赤字じゃないの?
なんと、期間限定(6/12まで)で税込9,990円で販売中。
低価格帯テントと言えば鹿番長だけど、その鹿番長もビックリのロープライスである。
コールマンだとこれぐらいのスペックで2万円は超えるし(BCドーム)、しかも送料無料。
ほんとに利益はとれているのだろうか?
(なんて思いながら見ていたら、決算セール中っぽい?)
まとめ
・9,990円税込はマジで安いと思われる
・十分じゃね?