(とあるキャンプ場にて)
(ドカボコバコバキ)
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そもそもポリコットンとは?
ポリコットンとは、ポリエステルとコットンの混紡生地で、テクニカルコットン、テトロンコットン(T/C)と言う呼び方をされる事が多い、テントやタープ生地の一種。
「濃い影で涼しく、燃えにくい」と言うのが一般的な共通認識で、その風合いと遮光性能の高さ、焚火がガンガン出来る使い勝手の良さが評価され、ここ数年で一気に注目を集めている素材だぞ。
そんなブームの先駆けとなったのはタトンカタープ
そして、そんなポリコットンタープブームの先駆けとなったのはこのTATONKA(タトンカ)のおかげとも言えるだろう。
トレッキング用バッグがメインだったはずのタトンカが、ポリコットンタープの販売を始め、ようやくキャンパーの中での高い注目を集め出したのがここ最近の話。
ただ、人気が出始めたのがここ数年というだけで、実はこのタープ自体は結構前から発売している。
出典:エバニュー公式
じゃあ、もっと早くに人気が出ていてもおかしく無いのでは?と思うかもしれないが、それはタトンカの販売代理を行っている、株式会社エバニューの公式ページを見れば、なんとなく納得が出来る。
これだけ人気の商品なのにも関わらず、商品ページには画像が1枚。そして、商品説明に至ってはたったの5行だ。
つまり、TATONKAの販売代理を行っているエバニューと言うこの会社はおそらく
絶望的にプロモーション活動が下手なのである。
おすすめのポリコットンタープとは
イチオシはタトンカでは無い?
とはいえ、タトンカタープ自体は決して悪い商品では無い。
風合いのあるデザインに、用途によって選択の出来る4タイプのサイズ展開。
そして、その後のポリコットンタープ流行の雛形となったその存在は、十分評価したいところ。
ただし、何故か展開している4サイズが全て「四角形」なのがいただけない。
厳密に言うとTarp3はウイングなのでひし形ではあるのだが、結局は四角形だ。
もう少しバリエーションが欲しいぞ!
そう考えるとヘキサ型は本当に少ない
出典:コールマン
普通に考えて、タープはやっぱり開放感があってシルエットも美しい「ヘキサ型!」と言う人は結構いると思うんだが、どうだろうか?
良くも悪くもタトンカがレクタ型の流れを作ってしまったためか、どこのメーカーもそれに右に倣えで、レクタ型のポリコットンタープがリリースされている。
今年発売したD.O.Dのチーズタープにしかり、
テンマクのコットンタープも見事にレクタ尽くしなのである。
果たして、この流れは本当にユーザーニーズを捉えているのだろうかと思ってしまう。
ならオススメはこれ!
ビジョンピークスの「ファイアプレイスヘキサタープ」。
一般的なヘキサ型のサイズを抑えつつ、ポリコットンの素材で作られていて
何より絶妙なのが、大手メーカーのポリエステル生地のヘキサタープよりちょっと高いぐらいの「税込16,900円」と言う設定だ。
タトンカの一番人気サイズである445×425cmの「AT8001」に比べてサイズ感に大きな違いは無く、
それでいて価格が1万円近く落ちてくるので、コストに対するパフォーマンスはまさに抜群。ヘキサ独特のシルエットも、ポリコットンの風合いにもベストマッチしている。
楽天の商品レビューもそうだが、インスタ等のSNSや2chでの反応も総じて良く、まず失敗しないと思ってもらって問題無いだろう。
ただ、唯一気になる点は、上述したタトンカタープに然り、
もうちょっとプロモーション頑張ろうよ、と思ってしまう点だ。
おすすめ商品コーナーを見ても、このタープは一切掲載されていないのはどうかと思うぞ!
まとめ
・何故かどこもプロモーションが下手である
・ファイアプレイスTCヘキサタープが手軽でGOOD